みなさん老後の資金は自助努力で!ってお話がありました。
老後2000万円問題のお話です。
金融庁からは、
「老後30年間で1500万〜3000万必要」という
試算が提示されましたが。。。
いずれにしても、年金だけでは足りないって事なので、
足りない分は自助努力でなんとかしなくてはいけません。
でも、
「それぞれの生活の仕方によるので、必ずしも2〜3000万円足りない訳ではない。」
と私は思ってます。
そこで、50代が老後の準備を始めるにはどうすれば良いのか?
つみたてNISAとiDeCoは両方できるので、資金に余裕のある人は両方することをおすすめします。
なぜかというと、
・つみたてNISAは途中で解約することができる→預金のようなもの
・iDeCoは60歳まで解約することができない→自分年金
この二つは目的が違うので、余裕がある場合は両方することをおすすめします。
ただし、自分年金を作りたいという場合は「iDeCo」になります。
つみたてNISAかiDeCoか?を考えるより、自分は何のために資産を作るのか?を考えると、
どちらを選べばいいのかがわかります。
今の日本人の平均寿命は男性で81才、女性は87才です。
だいたい寿命が80才と考えると、
50才から平均寿命まで30年。
60才から平均寿命まで20年もあります。
60才を過ぎてからは「つみたてNISA」を選ぶ。
50才台は「iDeCo」を選んで資産形成しましょう。
つみたてNISAとiDeCoの違い
〜つみたてNISA〜
口座を作る条件
・NISAとつみたてNISAは併用できないのでどちらか一つを選ぶ
・どちらかの口座を1人1口座
・20才以上の日本在住の人
・投資信託での分配金や譲渡益が非課税になる
・年間40万円が上限
・最長20年(2037年までで、2037年に購入した場合は2056年まで非課税になります)
年間40万円が上限で20年間積み立てると、800万円分の分配金や譲渡益が非課税になります。
預貯金だと100円の利息に対しても20.315%の税金が引かれるので、
預貯金でおいておくより投資したほうがお得です。
〜iDeCO〜
・個人型確定拠出年金
・20才〜60才未満のすべての人
限度額
・自営業や学生→月に6万8千円
・専業主婦など→月に2万3千円
・サラリーマンなど→月に1万2千円〜2万円
・公務員・共済加入者→月に1万2千円
サラリーマンについては、お勤めしている会社に企業型確定拠出年金があるかなどにより限度額が違ってくるので
会社に確認してください。
・運用益は非課税
・受け取る時に年金か一時金もしくは併用での受け取りで控除がある。
つみたてNISAは途中解約できるがiDeCoは60才まで解約できない。これが大きな違いです。
50才過ぎている私はどうしているか?
iDeCoで運用を始め、NISAで株式投資をしています。
・iDeCoは60才まで解約できないので、無理のない金額で始めました。
・NISA口座で株式投資をやっています。
我が家は、もう子供が自立しているので両方できますが、
まだ子供にお金がかかる間はどちらかになるかもしれません。
ではどちらを選ぶか?
ただし、50才後半の場合は60歳までにあまり年数がないので「つみたてNISA」の方が良いでしょう。
今後「iDeCo」が65歳や70歳までに期間が伸びる場合は「iDeCo」も考えると良いですよ。
50才前半までの人は「iDeCo」で自分年金を作る。
余裕があればつみたてNISAややNISA枠で投資をする。
50代後半や60代の人は「つみたてNISA」を始める。
今までは、銀行に預けて入ればお金が増える時代でした。
今は、自分で投資して増やす時代になっています。
その時その時の時代にあったお金の増やし方にシフトチェンジして行きましょう!
大丈夫。まだ間に合います。